ボッシュ ソフトウェア イノベーションズ
ソフトウェアイノベーション

2019年アジア太平洋地域最優秀IoTベンダーとしてボッシュソフトウェアイノベーションズが選出されました。

16 Sep 2019 | 読了時間: 5分
Bosch ConnectedWorld Blogからの翻訳

英語版のブログ記事についての詳細は こちらです。

Frost & Sullivan IoT Vendor of the Year
ボッシュソフトウェアイノベーションズ、アジア太平洋地域リージョナルプレジデント、トーマスジェイコブと、アジア太平洋地域営業ディレクター、スワループ・バラクリシュナン(ベストプラクティス授賞式にて)

「IoTに対する姿勢がオープンかつ熟慮されていることは、ボッシュが他社と異なるところです。現在の市場実績を見ると、ボッシュはIoTにおける地位をしっかりと築いており、今後の多分野における成長や拡張にむけた準備ができています」フロスト&サリバン、2019年アジア太平洋地域ベストプラクティス賞
フロスト&サリバン, 2019年ベストプラクティス賞

Best Practices Award
画像提供:フロスト&サリバン

世界のモノのインターネット(IoT)市場でアジア太平洋地域は急成長を遂げており、2025年までに世界のIoT市場の40%を占めると考えられています。国際的なベンダー各社が地域のソリューション開発業者と協力を展開していることから、アジア太平洋地域のIoT企業の競争は激化しています。しかしボッシュはチャレンジを避けるような企業ではありません。ここ数年、ボッシュはIoTに焦点をあわせ、お客様が抱える問題を研究し、問題解決のためのIoT技術を開発、そうした技術を導入するための強力なエキスパートチームの組織化に多大な努力を払っています。市場採用レベルや専門家の認識度合いを見ると、その努力が実りつつあることを示しています。実際のところ2019年8月、ボッシュソフトウェアイノベーションズは、リサーチ会社のフロスト&サリバン社から「2019年アジア太平洋地域最優秀IoTベンダー」賞を受賞しました。

最優秀ベンダーの評価基準

フロスト&サリバン社のベストプラクティス賞は、リーダーシップ、技術革新、カスタマーサービス、戦略的製品開発などの分野において優れた成果とパフォーマンスを示した企業が表彰されます。フロスト&サリバン社の業界アナリストは、業界のベストプラクティスを特定するため、詳細なインタビュー、分析、広範な二次調査に基づいて市場関係者を比較し、パフォーマンスを評価します。

候補者選定のプロセスにはお客様が大きく貢献しています。フロスト&サリバン社のアナリストは評価作業の一環として、お客様企業の主な意思決定者の意識調査を実行し、どのベンダーを業界のリーダーと見なすかについてお客様の意見を取り入れています。

フロスト&サリバン社のデビッド・フリグスタッド会長は、ボッシュ宛ての祝い状に以下のように記しています 「弊社では、アナリストとコンサルタントからなるグローバルチームが市場を幅広く調査し、真の業界リーダーである企業を選定しています。そうした企業は未来を見抜く力を持ち、一般の人が気づく前にニーズを把握して必要な革新技術を推進しており、新しいソリューションを最初に市場投入しています」

この賞に対するフロスト&サリバン社の評価基準には、先見性のある革新性とパフォーマンス、そして顧客へのインパクトという分野があります。この分野でボッシュソフトウェアイノベーションズは、オープンソースやオープンスタンダードの戦略を有し、アジア太平洋のお客様特有のニーズを満たすエンドツーエンドのIoTソリューションを提供する企業であることが認められています。

先見性のある革新性とパフォーマンス:全業界の勝利者となる戦略としてオープンソースとオープンスタンダードを提唱。

ボッシュのIoT哲学の最も重要な側面は、「IoTは一人ではできない」というモットーにおそらく反映されています。まだ若いIoT業界を推進するには、IoTプラットフォームやソリューションの相互運用性を確保できるように、ベンダーは 共通標準(英語)を支持すべきであるとボッシュは確信しています。 IoTの早期採択を推進するにはオープンソースも重要な役割を果たします。オープンソースによって、誰もが無償の革新技術にアクセスして、実験する余地を生み出し、ラピッドプロトタイピングと概念検証(PoC)が可能になります。業界標準とオープンソースソフトウェアの組み合わせは、複数のプラットフォームやベンダーに共通のIoTエコシステムを作り、最終的にはエンドユーザーに恩恵をもたらします。

ボッシュソフトウェアイノベーションズは、オープンIoTエコシステムへのアプローチで当初から最前線に立ち、 OSGiアライアンス(英語)、インダストリアル・インターネット・コンソーシアム( IIC (英語))、 トラステッドIoTアライアンス(英語)Eclipseファウンデーションなどで主導的な役割を担ってきました。多くのEclipse IoTオープンソースプロジェクトに積極的に貢献し、独自のIoTプラットフォームであるボッシュIoTスイートにもそうした技術が活用されています。

フロスト&サリバン社は、「お客様にとって、オープンエコシステムのアプローチを追求することは、特定ベンダーに拘束されず、IoTソリューションの将来の開発に参加したり、プロセスに影響を与えることができるようになります」と述べています。一方、ボッシュにとっては他のIoT業界のリーダーとのオープンコラボレーションを通して優れた人材や技術を活用できるので、結果を早期に達成でき、デブオプス品質も改善されます。

お客様への効果:アジア太平洋地域にける焦点の明確化

一般的なグローバル企業のソリューション開発は中央で行われますが、ボッシュソフトウェアイノベーションズの多くのソリューションはアジア太平洋地域で構想および開発されています。たとえば、 セキュア・プロダクト・フィンガープリントは深刻な偽造問題に対処するソリューションですが、今年の初めに中国で開発、発売されました。ほかの例として、コネクテッド・ビルディング・サービスがあります。その中でも エレベーターマネージャー(英語)は、エレベーターの操作を監視してメンテナンスを最適化します。シンガポールではすでに数百台のエレベーターにこの機能が搭載されており、建物の所有者や施設管理者がエレベーターの性能について貴重な情報を得ています。この件について、フロスト&サリバン社は「ボッシュソフトウェアイノベーションズはアジア太平洋地域で開発または改良されたソリューションを使用して、地域市場に対応している」と述べています。

ボッシュソフトウェアイノベーションズのアジア太平洋地域リージョナルプレジデントのトーマスジェイコブは「弊社は単発IoTプロジェクトの導入ではなく、ソリューションの製品化に焦点をあてています」と述べています。「価格が手頃で導入が簡単な標準化されたIoTソリューションを作ってIoT技術を主流化し、対象地域を広げて最終的にはグローバルのお客様に利用していただけるように努力しています」

トーマスジェイコブは次のように述べています 「ボッシュソフトウェアイノベーションズでは、ボッシュIoTスイートをベースとしたエンドツーエンドのIoTソリューションをアジア太平洋地域のお客様に提供するため、コンサルタント、開発者、ソリューション・アーキテクト、製品マネージャー、プロフェッショナル・サービス・スペシャリストから成る総合チームを立ち上げるために多大な努力をしました。これは大規模なチームの取り組みであり、この取り組みが市場で高く評価されていることを嬉しく思います」

主な基準項目

フロスト&サリバン社のアナリストは「年間最優秀企業」 を選出するため、「先見性のある革新性とパフォーマンス」、 そして 「顧客へのインパクト」 という2つの主要要素を次の基準に従って個別に評価しています。

先見性のある革新性とパフォーマンス
基準1:未達ニーズへの対応
基準2:メガトレンドによる将来のシナリオ
基準3:導入に関するベストプラクティス
基準4:ブルーオーシャン戦略
基準5:財務実績

お客様のインパクト
基準1:価格と実績価値
基準2:顧客の購買エクスペリエンス
基準3:顧客の所有エクスペリエンス
基準4:顧客のサービスエクスペリエンス
基準5:ブランドの資産価値

フロスト&サリバン社は評価のためにカスタマイズされた「判別支援点数表」を使用しています。研究チームはこのツールを使用して、上記の主な基準項目に従ってパフォーマンスを客観的に分析し、評価点数を付けます。パフォーマンス評価の微妙な違いを考慮するため、各項目を10点満点で評価します。採点は以下の指針で行われます。

Chart 1 Performance Based Ratings for Decision Support Matrix
表1:判別支援点数表の実績ベースの点数

公平性を維持し、レビュー対象の各企業の利益を守るため、対象企業は企業1、企業2のように示されています。

 年間最優秀企業の判別支援点数表
年間最優秀企業の判別支援点数表

「判別支援点数表」に従ってすべての企業をアナリストが評価し、次のマトリックスを使用して各企業を配置します。これで真に画期的な企業を識別したり、クラス最高レベルとは言えない企業を視覚化できます。

年間最優秀企業の判別支援点数表
画像提供:フロスト&サリバン

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