ボッシュ ソフトウェア イノベーションズ
ソフトウェアイノベーション

ファーウェイ・クラウド上でボッシュIoTスイートのサービスを開始

10 Oct 2018 | 読了時間: 3分
Bosch ConnectedWorld Blogからの翻訳

英語版のブログ記事についての詳細は こちらです。

ボッシュソフトウェアイノベーションとファーウェイは、中国における「モノのインターネット(IoT)」の発展を加速させるため、ファーウェイ・クラウド上でのボッシュIoTスイートのサービスで両社が提携したことを発表しました。

ボッシュとファーウェイは、HUAWEI CONNECT 2018において、中国でのIoTの発展を加速させる両社の提携について発表しました。両社はこの業務提携契約を通じ、ボッシュIoTスイートのソフトウェアサービスをファーウェイ・クラウド上で Icon lens
ボッシュとファーウェイは、HUAWEI CONNECT 2018において、中国でのIoTの発展を加速させる両社の提携について発表しました。

その最初のサービスとして本日発表されたのはボッシュIoTリモートマネージャーですが、このサービスはゲートウェイやセンサー、デバイス等の管理と制御を行うもので、すでに ファーウェイ・クラウドの(英語)Webサイト上に掲載されています。ボッシュIoTスイートのその他のサービスは、引き続き2019年以降に提供されます。

ファーウェイ・クラウド上のボッシュIoTスイート(英語)

「中国ではIoTソリューションの需要が上り坂です。ボッシュとファーウェイ・クラウドとのパートナーシップはボッシュにとって、急成長中のアジアIoT市場の1つに食い込むための決定的なステップとなります」と、ボッシュソフトウェアソリューションズのCEO、ステファン・ファーバー博士は話しています。「ファーウェイ・クラウドとの協力関係を通じ、デバイスやユーザー、ビジネスをつなぐ様々な機能を備えたクラウドベースのIoTサービスを提供できる機会が得られたことにたいへん満足しています。この両社が力を合わせることで、中国における「モノのインターネット」をさらに発展させていけるものと確信しています」

Bosch IoT Suite Cloud Icon lens
出典:Bosch

「中国はアジアにおけるIoTプラットフォーム市場の原動力であり、その成長率は68%」
IoT Platforms Market Report 2018-2023

IoTゲートウェイとデバイス管理ソフトウェアによるエンドツーエンドのサービス

この発表に続いて、ボッシュとファーウェイ・クラウドはエンドツーエンドの統合IoT製品を開発する計画です。ファーウェイはIoTハードウェアのゲートウェイを開発していますが、これにはボッシュIoTゲートウェイソフトウェアが予め組み込まれており、ボッシュIoTリモートマネージャーによる管理も行われます。この緊密な統合により、お客様による展開と管理を容易にする、より完成度の高いIoTソリューションが得られます。

Huawei Icon lens
出典: Bosch

「アジア地域は、中国の力強い成長を原動力に、2017年の実現ベースで世界最大となるIoTプラットフォーム市場として姿を現した」
IoT Platforms Market Report 2018-2023

中国のお客様は、その最初のIoTプロジェクトを既にいくつも実現しています

中国のお客様は、既にボッシュIoT製品を活用しています。中国のある大手自動車メーカーでは、無線による自動車用ファームウェアの更新(Firmware Over The Air = FOTA)用として、ファーウェイ・クラウド上にボッシュIoTスイートを展開するという選択をしています。このソリューションは、将来的には中国国内で数百万台もの自動車をつなぐための展開が期待されています。

ここで最も重要なことは、世界最大の自動車市場である中国の消費者にとって、ボッシュIoTスイートを通じ、車両管理のための必須サービスをファーウェイ・クラウド上でローカルに利用可能になるということです。このソリューションは、お客様の車をその寿命期間を通じて常につなぎ続けることにより、予測診断や無線経由のソフトウェア更新といったクラウドベースのサービスのための技術的な土台となっています。このソフトウェアは、クラウド経由で車とサービスとの間をつなぐ、セキュリティの確保された通信インタフェースです。データ管理を通じて、自動車メーカーやフリートマネージャーは車のデータを整理し、分析し、ソフトウェアを継続的に更新していくことができるようになります。

上海に事務所を持つボッシュソフトウェアイノベーションは2012年から中国国内で活発に活動しており、これまでにインダストリー4.0からコネクテッドトランスポーテーションまで、各種のIoTプロジェクトを成功させています。また2018年にはIoTサービスデリバリーセンターを 南京(英語)に置き、IoTプロジェクト向けのローカルコンサルタントサービスやソリューション開発も行っています。

ボッシュIoTリモートマネージャーの広範囲に及ぶデバイス管理サービス

ボッシュIoTリモート・マネージャーは、デバイスのライフサイクル全体にわたり実績ある機能豊富なデバイス管理サービスをデベロッパーに提供するだけでなく、アセット管理やソフトウェア管理にも対応しています。このサービスを利用するユーザーは、それぞれのゲートウェイやセンサー、デバイスをリモートから管理、設定、監視、更新、診断、展開できます。また、一般によく使われるデバイス管理プロトコルについても、ユーザーが直ちに使えるようサポートしています。

デバイス管理のユースケースについて、いくつかの実例をみる

「ボッシュにとって、中国はIoT市場への参入の鍵となる国です。ファーウェイは、当社が中国市場に参入し、その計画したビジネスを展開するための強力なローカルパートナーです。
Jianguo Wang、ボッシュソフトウェアイノベーション、中国ゼネラルマネージャー

グローバルIoT顧客の利益になるマルチクラウド戦略

この発表は、ボッシュIoTスイートのお客様のためのボッシュソフトウェアイノベーションのマルチクラウド戦略の延長線上にあります。「IoTを採用する会社は、1社のみのクラウドプロバイダにすべてを依存することはまずありません」と、ボッシュIoTスイートのプロダクトオーナーであるキャロライン・バックは言います。また「彼らは、たとえば特定の地域や市場に合ったそれぞれのデジタル戦略に基づき、複数のクラウドプロバイダを選択します」と言うように、中国ではファーウェイ・クラウドとボッシュIoTクラウドが使えるほか、その他の国では別のクラウド環境でボッシュIoTスイートを利用可能です。

「お客様は、その具体的なIoTソリューションのニーズに合ったクラウドプラットフォームを選択するものと考えられます」そのため、主要なクラウドプラットフォーム環境でボッシュIoTサービスを利用できるようにすることが当社の目標となります」
Caroline Buck、ボッシュIoTスイートのプロダクトオーナー

ファーウェイとボッシュソフトウェアイノベーションは、オープンなIoTビジョンを共有しています

ボッシュとファーウェイは、IoTについて同じようなビジョンを共有しており、それは、自動車、住宅、都市、農業といったコネクテッド分野に、オープンソースや業界標準に基づいた強力なエコシステムを構築するというものです。両社ともエクリプス財団(Eclipse Foundation)のメンバーであり、またインダストリアル・インターネット・コンソーシアムやOSGiアライアンスの中でもリーダーとしての役割を果たしています。

ボッシュIoTスイートの詳細