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ボッシュ ソフトウェア イノベーションズ
ソフトウェアイノベーション
顧客事例

フィルターのIoTデバイス管理

30 Aug 2017 | 読了時間: 3分
Bosch ConnectedWorld Blogからの翻訳

このブログ記事の筆者はThomas Jakobです。筆者の紹介及び英語版のブログ記事は こちらです。


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出典: Benjamin Stollenberg

世界の人口は増加しつつあり、都市化も進行しています。このため、 住みやすい都市の建設と維持 (英語)が喫緊の技術的課題となっています。呼吸する空気と飲み水の管理に至るまで、あらゆる取り組みへのアプローチをスマート化することが必要です。

人口が増えているだけでなく、都市に人口が集中しているのは言うまでもありません。しかも、一定の生活の質も求められています。政府も注目しており、空気と水の質を改善するための法律を制定しつつあります。

アジア地域は、住みやすく持続可能な都市の建設において最大級の課題に複数直面しています(英語)。ローカル企業が地域全体に訴求力のあるソリューションを開発する場合もあります。また、そのソリューションを世界に広げるチャンスもあります。

MANN+HUMMELは、こうした問題に対処する新たな手法への投資を進めています。シンガポールのモノのインターネット(IoT)ラボは、浄化技術のスマート化の取り組みの一環です。インテリジェントなソリューションにより、フィルターでデータを収集します。このデータを分析に利用して、浄化性能の最適化と効率向上に役立てます。また、問題を発生前に解決できるため、障害とその結果として生じるサービス停止の可能性を減らすことにもなります。

どこから始めるか

IoTでは、センサー対応デバイスをネットワーク化して、クラウドプラットフォームにデータを供給し、そこにデータを蓄積して分析します。したがって、何十億台にも増大する可能性のあるフィールドデバイスの接続性と機能性を管理できることが不可欠です。

IoTを実現するためには、デバイスの強固な遠隔管理が基盤として必要であることは言うまでもありません。遠隔管理ができなければ、さまざまなハードウェアが複数のサイトにまたがって構成されるエンタープライズ規模の運用はできません。デバイス管理が重要な理由を深く掘り下げた別の関連記事の参照もお勧めします。

第一段階はIoTデバイス管理

MANN+HUMMELによると、OurAirインテリジェントエアーソリューションの実地試験とそれに伴う展開で、デバイスが200台使用されるとのことです。ただし、このソリューションは産業グレードのIoTアプリケーション向けのもので、年間20,000台のデバイスが追加される予定です。さまざまなローカルセンサーが収集した遠隔計測データはバックエンドのアプリケーションに送られ、AWSクラウドプラットフォームでそのデータを利用できます。

IoTを導入するうえでの主な課題は、ハードウェアとソフトウェアのコンポーネントに幅があることです。それらをうまく連携させることが鍵となります。1つ1つ手作業で管理する必要がある場合は、スマートデバイスの高度なネットワーク接続を構築しても意味はありません。時間がかかり、コストがかさむ場合もあります。そこで、MANN+HUMMELは、ボッシュIoTリモートマネージャーを利用してこの問題に対処しました。

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出典: Benjamin Stollenberg

MANN+HUMMELは、車両から発生する微細なホコリの汚染物質がフィルターによって低減するかどうかをテストします。この車両には、次の3つのフィルターが適用されています。外気から微粒子物質を分離する屋根につけたフィルター。車両の乗員を保護する画期的な車内エアーフィルター。さらに、微粒子の環境への放出を防止するために新規開発されたブレーキの粉塵フィルター。

クラウドで解決

多様性と規模のトレードオフを緩和するのが、クラウドベースのマネージドサービスです。オペレータは、業務ニーズに応じてデバイスの論理グループを作成します。これを基に、大半の操作を自動化するルールとタスクを作成します。

ボッシュIoTゲートウェイエージェント(英語)は、エッジデバイスに常駐する軽量のデバイス管理ソフトウェアです。 ボッシュIoTリモートマネージャーに周期的に接続することで、ユーザーインターフェースが一元化されます。デバイス群の遠隔監視、関連グループの作成、デバイス設定の適応、ソフトウェア更新の配信が可能です。これにより、全体を把握することができるため、運用効率が大幅に向上します。1カ所からシステムを管理することで実際の時間とコストをうまく節約しています。

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HC ホー、シンガポールのMANN+HUMMEL IoTラボ責任者 | 出典: Mann+Hummel

「IoTシステムには、私たちのような特殊な業種専用の万能ソリューションはないという複雑性があります。当社のフィルターは個別の用途に合わせて非常に多様なため、個別ソリューションによって世界的に業務をデジタル化する必要があります。結果的にさまざまなデバイスが膨大な数となり、世界中に広がることになるのです。そこで、これらのデバイスの効率的な管理が必要になります。デバイスの高度な遠隔管理が、当社の総合的なIoTソリューションにとって不可欠な要素なのです」。
ボッシュIoTゲートウェイエージェントは、エッジデバイスに常駐する軽量のデバイス管理ソフトウェアです

洗練されたソリューションによるIoTデバイス管理

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出典: Bosch Software Innovations

既存のデバイス管理ソリューションを利用してこの問題を解決できることは明らかです。既存のソフトウェアコードを変更せずに実装することで影響を最小限に押さえられるため、MANN+HUMMELは、業務アプリケーションの開発に一層注力できるようになります。

世界中の何百万台ものコネクテッドデバイスに十分なネットワーク帯域を維持するコストは膨大な金額にのぼる可能性があります。一方、このプロジェクトでは別の方法を実証します。ベストプラクティスを理解しているパートナーと組むことで、デバイス管理の接続性レイヤーを最適化できることは間違いありません。

「当社がボッシュソフトウェアイノベーションズと締結しているような提携の価値は、単なる技術的な業種ノウハウにとどまりません。当社の事業利益を最優先にしたうえで、当社の目標を完全に理解し、あらゆる検討がなされることの保証が得られるということです」。
HC ホー、シンガポールのMANN+HUMMEL IoTラボ責任者

多くの企業にとって、IoTエコシステムへの移行は負担の大きい業務です。特に重要なのが、デバイス管理、センサーの相互運用性、業務などの複数の領域に等しく注意を払うことです。これにより、変革の成功が保証されるのです。結果的に変革をコントロールできれば、IoTは皆さんと皆さんのビジネスに新しい風を吹き込むことでしょう。

IoTデバイス管理に関する詳細情報